この記事では、ダイエットをはじめて二ヶ月で、体重が減らなくなった停滞期を抜け出す方法についてご紹介します。
ダイエットを頑張っているのに、停滞期で思うように痩せなくて辛い方、この停滞期の壁を乗り越えることがダイエットの成功の明暗を分けます。
どのようにすれば停滞期を脱出することができるか、解説していきますのでぜひ参考にしてみてくださいね。
なお、手軽にできるダイエットとして『ウォーキング』がありますが、なかなか結果が出ないことも多く、理由など40代のダイエットを成功させる方法については、こちらの記事で特集していますので、併せてチェックしてみてください。
ダイエット二ヶ月目で思うように痩せなくなるのは体の自然な反応
ダイエットをはじめて二か月目、停滞期で思うように痩せなくなる原因ははっきりしています。
それは「ホメオスタシス機能」という体の機能が働いているのが原因だからです。
非常時で食事がほとんど摂れない生活が続いた場合でも、ある程度の体重減少が起きた時点で「ホメオスタシス機能」が働くことにより、食事からのエネルギー吸収率が高まり、また基礎代謝量や運動時の消費エネルギーも低く抑えられ、それ以上の体重減少を防ぎ生命を守ることが可能になります。
引用:医療法人社団健徳会吉田医院
いい具合で痩せ始めたと思った矢先、ホメオスタシス機能が「ご主人様の体重が減り始めている!今、ご主人様は緊急事態だから助けなきゃ!」と認識して働いてしまいます。
ホメオスタシス機能が、体重減少を抑える働きをして、あなたの生命を守ろうとするのです。
停滞期(ホメオスタシス機能)は二か月目でやってくる
ホメオスタシス機能が、どの段階で起こるかというのは個人差があります。
ダイエットをしている人だと、ダイエット開始から二か月目、また1カ月で3~5kg落とした時に、ホメオスタシス機能が働き停滞期に入りやすくなると言われています。
概ね減量開始後1ヶ月前後、もしくは体重の5%(70kgの方なら3.5kg)減量したタイミングから始まり、1ヶ月前後続くことが多いです。
引用:医療法人社団健徳会吉田医院
ちなみに、この停滞期は約1ヶ月ほど続きます。
停滞期だと分かっていても、やっと1か月間ダイエットを頑張ったのに、体重がなかなか減らないとストレスになってしまいますよね。
そんなときは、ホメオスタシス機能の働きを最小限にとどめるダイエットを行うようにしましょう。
ホメオスタシス機能の働きを最小限にとどめる3つの方法
- ダイエット方法を見直す(1か月に0~1kg痩せるようにする)
- 停滞期でもダイエットを継続する
- 少し食事量を増やす
- しっかり栄養を補う
ホメオスタシス機能が働いているときは、ホメオスタシス機能の働きを最小限にとどめる方法でダイエットをするのが大事です。
具体的に言うと、4つの方法があります。
方法その①:ダイエット方法を見直す(1か月に0.5~1kg痩せるようにする)
ホメオスタシス機能が働かないように、減量の目標を1か月に0.5~1kgとゆるやかに設定し、ゆるやかな糖質制限と適度な運動で少しずつ体重を落としていきましょう。
そうすることで、ホメオスタシス機能の働きを最小限にとどめながらダイエットをすることができます。
また、週に1日だけは食事制限することなく好きなものを食べる「チートデー」を設け、しっかりカロリーを摂取することで、飢餓状態から脱したと体に錯覚させることもポイントです。
方法その②:停滞期でもダイエットを継続する
もし停滞期に入ってしまい、痩せないという状況になるとくじけそうになりますが、停滞期は必ず終わりが来るので、減量の目標を1か月に0.5~1kgとゆるやかに設定した、ダイエットを続けるようにしましょう。
停滞期の間、体がその体重に慣れることにより、生命の危険を感じなくなり、自然にホメオスタシス効果がなくなってきます。
ダイエットを継続していれば、停滞期が終わったらまた体重が減り始めますので、諦めずダイエットを続けましょう。
また、停滞期の明けた時も、ホメオスタシス機能の働きを最小限にとどめながらダイエットをすることが大切です。
そのことで、ホメオスタシス効果を和らげることができます。
方法その③:数日間だけ少し食事量を増やす
ホメオスタシス機能が働いて、停滞期になったと思ったら、数日間だけ食事量を増やすことも有効です。
というのも、ホメオスタシスに必要なエネルギーが入ってきているから、生命の危険はないよと認識させるためです。
食事の量を増やすのに抵抗があるかもしれませんが、数日間だけ食事量を増やしてみて、またその後はダイエットの食事に戻してみてください。
方法その④:しっかり栄養を補う
ホメオスタシスは、エネルギー不足だけでなく、栄養も足りていないと働いてしまいます。
停滞期はもちろんダイエット中も、しっかりと栄養を補いましょう。
ダイエット中に不足気味になる栄養
- ビタミンB群
- 鉄
- 亜鉛
- カルシウム
- タンパク質
- ビタミン
- ミネラル
食事から栄養を摂ることが難しければ、サプリメントなどで摂るのもおすすめです。
停滞期さえ乗り越えてしまえば、再び痩せる期間がくるので、あきらめずにダイエットを続けていきましょう。
倦怠期で悩まず、結果が出るダイエットをしたいという方は
ダイエットをするからには、結果を出したいですよね。
一か月必死にダイエットを頑張っても、二か月目に停滞期が1か月も続いてしまうと、気持ちも落ち込んでしまいます。
二か月目の停滞期にもストレスをなくして痩せたいという方は、「GLP-1」という医薬品を使ったメディカルダイエットを取り入れてみるのがおすすめです。
もともと「GLP-1」を使った治療は、糖尿病治療のために用いられていたのですが、食欲抑制の効果もあるため、最近ではダイエットに効果的なホルモン治療としても注目されるようになっています。
オンライン診療でGLP-1を処方してもらったお薬を、1日1回飲むことで、無駄な食欲を減らしてくれます。
食事制限や運動が辛くてダイエットが続かないという人にもぴったりです。
ホメオスタシス機能が働いている停滞期も「GLP-1」なら怖くない
GLP-1を使用したダイエット治療といっても、ダイエットなので、どうしてもホメオスタシス機能が働いて停滞期が訪れることがあります。
でも、GLP-1を使ったメディカルダイエットでは、そんな停滞期も簡単に乗り越えることができます。
方法は、停滞期で体重がなかなか落ちないと感じた時に、1日だけGLP-1もお休みして、チートデーを設け好きなものを好きなだけ食べるという方法です。
あなたの体に『私は遭難してないよ、命の危険はないから大丈夫だよ』と安心させて騙します。
思いっきりチートデイで食べた後は、次の日からは、GLP-1を取り入れるダイエット治療を復活させるだけです。
GLP-1を使用していないダイエットの場合、倦怠期中で食事を多めに摂ることで、一気に食欲が爆発してしまい、結果ダイエットが続かないことが多いのですが、GLP-1を使用すれば再び食欲が抑えられるので安心です。
GLP-1がおすすめな人
- 停滞期でいつもダイエットを挫折してしまう人
- 無理な食事制限をしたくない人
- ダイエット目的の運動が続かない人
GLP-1ダイエットをすることで、食欲をコントロールすることができるので、無理な運動や食事制限をすることなく効率の良いダイエットをすることができます。
また辛い停滞期でも、体重のリバウンドが少ないので、ストレスなく停滞期を乗り越えることができます。
薬を処方してもらう前に、オンラインで無料で医師の診察が受けられるので、まずは相談するところからはじめてみましょう。
ダイエット二か月目に痩せないので諦めるのはもったいない
ダイエットで、順調にいっていた体重の減りも、2か月目で「ホメオスタシス機能」が働いしてしまったら、停滞期となって、ダイエットを頑張ってもなかなか痩せないというケースが出てきます。
停滞期はダイエット中に避けては通れない道ですが、この停滞期の壁をいかに乗り越えることがダイエットの成功の明暗を分けます。
停滞期の原因となる「ホメオスタシス機能」をおさえることが、ダイエット成功の近道ですが、
1か月に0.5~1kgのダイエットを食事や運動で継続することがポイントです。
ダイエットをやるならしっかり減量もしたいし、停滞期も楽に乗り越えたいという方は『GLP-1』をつかったメディカルダイエットをするのがおすすめです。
メディカルダイエットクリニックでは、まずは無料のオンライン診察を受けることからダイエットが始まります。
今まで医師にダイエットの相談をしたことがないという方も、一度ダイエット方法を見直すという意味で、一度相談してみることをおすすめします。